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ufsp.

Unfinished Sympathy.

「超簡単 お金の運用術」の計算シート公開(楽天証券向け)

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山崎元著の書籍「全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)」ではシンプルな投資で堅実に利益を得る方法が説明されています。説明されている方法の期待利回りは年 5% + 長期金利(2014年6月15日現在 0.595%)= 5.595% とされています。「超簡単 お金の運用術」を参考に投資をする際、ポートフォリオ分散投資)を実現するために、いくらか計算が必要となってきます。多少計算がややこしいので、自分用に簡単に計算できるスプレッドシートを作成したのですが、他の方にも有用かと思いましたので ODF 表計算ドキュメント形式で公開します。

 

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機能

  • 投資額と目標ポートフォリオ分散投資の割合)の入力を元に、それぞれの投資対象を何口買えば良いか計算
  • 既に投資対象を保有している場合、目標ポートフォリオとなるように保有投資対象の評価額を踏まえて投資口数を計算
  • 投資口数は購入手数料を考慮して計算
  • 費用許容率(投資額に対して、信託報酬額(年額)と購入手数料の合計をどれくらいの割合で許容できるか)を入力することで、今回の投資額の場合、許容額を超過しているか確認可能
  • TOPIX連動型ETFMSCI KOKUSAI 投資信託に加え、MSCI KOKUSAI ETF米国株)を考慮した計算が可能
    ※「超簡単 お金の運用術」初版と全面改訂版で投資方法が若干変更となっています。初版のやり方で投資していた方が、途中で全面改訂版のやり方に変えた場合、または継続した場合どちらでも対応できるようになっています
  • 楽天証券(ワンショットコース)向け

著作権について

  • 当計算シートの著作権id:blmk313 が保有します
  • 当計算シートの再配布は不可です

免責

  • 当計算シートを使用することで発生したトラブルや損失・損害等については、直接的・間接的を問わず、一切の責任を負いません。自己責任で使用してください

その他

  • 当計算シートは id:blmk313 が個人的に作成したものです。山崎元氏とは一切関係がなく、非公式なものです

ダウンロード

使い方

はじめに
初期情報の入力

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初期情報を入力します。計算シートの右側が初期情報入力欄となってます。「ドルレート」、「米国株手数料」、「為替手数料」の入力ですが、MSCI KOKUSAI ETF米国株式)に今回投資しないのであれば入力不要です(計算には使われません)。MSCI KOKUSAI ETF米国株式)に投資する場合は入力してください。「日本株式手数料」は自動計算項目です。入力の必要はありません。

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次に「TOPIX ETF日本株式)」、「MSCI KOKUSAI 投資信託」、「MSCI KOKUSAI ETF米国株式)」の一口単価を入力します。「TOPIX ETF日本株式)」、「MSCI KOKUSAI 投資信託」は円で、「MSCI KOKUSAI ETF米国株式)」はドルで入力します。「MSCI KOKUSAI 投資信託」の申込単位は1万円以上1円単位なので、「一口単価」に「1」を入力し、「最低買付(円)」に「10000」を入力します。「MSCI KOKUSAI ETF米国株式)」の一口単価は MSCI KOKUSAI ETF米国株式)に投資する場合に入力してください。「買付単位(円)」は自動計算項目となってます。

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費用許容率を入力します。期待できる利回りは上述の通り 5.5% 程度なのでそれを踏まえて設定するといいでしょう。山崎元氏は一年間にかかる購入手数料と信託報酬手数料が運用額の 1% を超えると高過ぎるとの指摘をしています。この計算シートでは売却時の費用や税は考慮していないので注意してください。

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信託報酬率を入力します。「MSCI KOKUSAI ETF米国株式)」の信託報酬率は MSCI KOKUSAI ETF米国株式)に投資する場合に入力してください。

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「信託報酬額(年額)」、「手数料許容額」は自動計算され表示されます。今は投資額を入力していないため、0 となっています。

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楽天証券の手数料(ワンショットコース)を入力します。「日本株式手数料」は投資額を元にこの表から自動計算されます。楽天証券の他の手数料のコースは当計算シートでは対応していません。他の証券会社の場合も対応していません。

初めて投資する場合

それでは初期情報を入力し、事前準備が整ったので、実際に入力して計算してみましょう。

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「現在の評価額」は現在保有している投資対象の評価額を入力します。今回初めて投資するので、入力する必要はありません。

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「追加投資額」を入力します。今回投資する額を入力します。図では例として100万円を入力しています。「MRFも併せて投資する」は保有投資対象がある場合に意味がある入力ですので、今回は無視します。

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投資額を入力したので、「手数料許容額」が計算されます。

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目標ポートフォリオ分散投資の割合)を入力します。図では 50% を設定しています。また、MSCI KOKUSAI の投資先を入力します。1 または 2 を入力します。図では1(投資信託)を入力しています。

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ここから先は計算結果の確認となります。「目標評価額」は投資した結果、目標ポートフォリオを実現するためにどのような評価額になっているべきかを計算します。

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「投資額」は既に保有している投資対象の評価額を踏まえた結果、どのような配分で投資すべきかを計算します。今回の場合は保有している投資対象はありませんので、「目標評価額」と同じ結果となっています。

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「購入工数/金額/手数料」では、実際に購入すべき口数、金額、手数料が出力されます。「金額」には手数料代は含まれていません。上の図では TOPIX ETF を 380 口(487,160 円分)、MSCI KOKUSAI 投資信託を 500,000 円分買えば良いことが分かります。

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「手数料合計」で今回かかる購入手数料が分かります。「手数料許容超過」がマイナスなので、初期設定で入力した「費用許容率」を超えていない事を確認できます。もし超えている場合は、投資額を増やしてから投資する事を検討しましょう。

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「予想評価額」は購入した結果、それぞれの投資対象の評価額がどうなるかを予想したものを出力します。購入時に余った金額は「MRF」に計上されます。欄右のパーセンテージを見ると概ね目標ポートフォリオが達成されていることが確認できます。「チェック」の欄は今までの計算が誤っていないか確認するためのチェック項目で、0であれば問題ありません。

追加で投資する場合

既に保有している投資対象があり、追加で投資する場合どう使うかをポイントで説明します。

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初期情報を入力後、保有投資対象の現在の評価額を入力します。上図の例では以下となっています。

目標ポートフォリオが 50% だとすれば、すこし配分がずれてきている事が分かります。追加投資にて是正しましょう。

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追加投資額を入力します。今回の例では 30 万円を追加投資額とします。「MRFも併せて投資する」に 1 (する)を入力しているので、併せて 35 万円を投資する計算を行います。目標ポートフォリオは 50% に設定し、MSCI KOKUSAI 投資先は 1(投資信託)を入力しています。

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上図が計算結果となります。TOPIX ETF日本株式)を210 口(269,220円分)、MSCI KOKUSAI 投資信託を 75,000 円分購入する計算結果となっています。結果、ポートフォリオは概ね目標ポートフォリオ(50%)に是正されました。 

 

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)